国産材利用の勉強会

国産木材を効率よく利用するための情報を集めました。

ここでは、国産木材を利用の基礎をまとめています。日本建築の基礎用語や木材の使い方を説明します。

本格木造住宅(古民家風新築)の基礎を知ろう

日本の屋根

屋根は瓦! 耐久性が高いのはもちろん、この重量が実は家を長持ちさせます。

瓦にはメリットがたくさんあるからこそ使われています。古来から重要な建物は瓦です。
例えば、地震の際には、あえて瓦が落ちることで家の倒壊を防ぎます。熊本城は瓦が落ちても、建物は崩れませんでした。最近は瓦が落ちないような施工をしてしまいますが、これは間違い。ただし、落ちて来る瓦に当たって怪我や命を落とすことも。でも、瓦の性質を知って地震に備えればいいのです。

日本の軒と縁側

十分長い軒は、様々な利点があります。直射日光を避け、雨を外壁に当てません。

軒が長いほど高級な家です。軒が長いと、部屋に直射日光が入らないし、雨の日でも窓を開けても雨が入りません。外壁が雨に当たりにくいので壁の寿命が伸びます。高温多湿の日本では、このような作りが快適さをもたらすのです。

日本の外壁

漆喰か板張りか。耐火性能で選んだり美しさで選ぶなど、考え方はいろいろ。

伝統的な外壁にはいくつかの種類があります。漆喰は美しく断熱効果が高いのが特徴です。漆喰の下地にもいくつかの工法がありますが、蔵に使われる土壁は耐火性が高いのでお金持ちは土蔵作りを好む人が多いようです。板を張る板壁は木目の美しさで人気があります。

日本の内壁

無垢の木の美しさが垂直水平に走るのが日本の美学です。肌触りも重要な要素。

日本家屋は無垢の木を見せるのが特徴です。柱や梁はもちろんのこと、欄間の指物など、日本の美は日本家屋にあると言っても過言ではありません。塗装されていない無垢の木の肌触りも癒しの空間を作り上げています。

日本の床

畳はもちろんのこと、無垢の木の床も日本の快適さの原動力です。

日本の床は、温かみと弾力のある畳と無垢の木を張った板床。特に、塗装されていない木に寝そべると、自然に包まれているような快適さがあります。最近は樹脂で固めたフローリングでしか寝たことがない人ば増えたのが残念です。

日本の土台

土地は場所によって全く違う性格を持っています。

その土地に合った土台を選ぶことが重要であり、ベタ基礎だからいいとか、杭は何メートルだという次元ではない考え方も必要です。

日本の柱と梁

桁と梁、そしてそれを載せる柱の組み合わせ方こそが伝統建築の知恵の集合体です。

その技術や工法を学び、現代の重機や工具を使うことで、プレカットに負けない施工性の良さと価格が実現できるのです。

日本の内装

日本家屋の内装の美しさは世界でも高い評価を得ています。

美しいだけでなく、日本の高温多湿の気候にマッチしています。ただ、表面だけを真似るのではなく、構造をしって施工することで、その実力を引き出すことが可能です。

差別化:軒(のき)のある家

広い軒や縁側が日本の気候に合う

お客様に広い軒を提案してみましょう

伝統建築の姿は、日本の気候に合わせて進化して来た。
西洋風の家屋の形は、高温多湿と夏の強い日差しに適していない。

西洋風の建物と、日本家屋の形がかなり異なることはご存知の通りです。 日本家屋の特徴は、屋根にあると言い切ってもいいと思います。瓦屋根になっているかどうかではありません。
本格的な日本家屋の屋根は、軒(のき)が長く伸びています。吉田兼好曰く、第五十五段「家のつくりやうは夏をむねとすべし」。長い軒は、暑い日差しを遮るために廂(ひさし)です。そして、雨を避ける廂でもあります。

つまり、軒のある家は、施主様の満足度を大いに高めて、次のお客様を紹介してもらえるチャンスです。

詳しい情報は、メンバーの上総匠の会のホームページを参照しましょう。