地域の木材で家を建てる伝統建築の職人組合

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大工の仕事とはなんでしょうか?
プレカットを組み立てるだけの手間仕事でしょうか?
いいえ、大工の仕事は自ら木を選び、土地や気候に合った建物を建てることです。
そのためには、木を知り、技を磨き、数百年先まで残る建て方を実践することです。
今、日本で起きていること、大工のほとんどがプレカット作業員になり、自分で木を刻まなくなりました。その結果、日本の山で育った木を使わなくなりました。
すると、林業者や製材所の仕事が減り、良質な木材が出荷されなくなりました。残ったのは銘木と呼ばれる高価な木材だけです。
『日本の木は高価だ』
本当でしょうか?
いいえ、大工の目利きがあれば、良質な木材がプレカットよりも安く手に入ります。大工が手間を惜しまなければ、大工の収入が上がります。製材所の仕事が増えます。山の木が売れます。
このようにして、 日本の地方経済は、大工の力で復活できます。しかも、大工の収入は増え、地域の中でなくてはならない存在になれるのです。
大工の技と心意気で、地域を豊かにしましょう。
 

当協同組合について

国産材を使って、その土地に合った快適な家を
伝統の建て方で作れる大工等の組合です。

伝統建築の手法に興味がある、技を磨きたい、情報を共有したいという建築関連の法人と個人事業主のための協同組合です。
組合とは、メンバー(組合員)の売り上げや技術の向上のための組織です。組合自体は利益を取りません。お互いに助け合うことで、伝統建築の技、そして国産材を使う本当の家を建てていくための組織です。
 
当会では、プレカットに負けない価格で伝統建築を実現するための様々な情報を提供していきます。また、伝統建築に適した建築技術をマスターするための『伝統技能講習会』と『伝統技能技術認定制度』を設けています。

全ての工法に伝統建築の技で国産材を活用

他社との差別化を図り、収入をアップするのが目標です。

プレカット全盛のこの時代、大工や左官などの仕事は単なる手間仕事(日当)になってしまっています。これではいつまでも貧乏大工のままです。

他社と違う優れた技能を身に付けることによって差別化を図り、大工の地位向上(いいえ、地位の復権)と収入アップを目指しましょう。同じプレカットでも、天然国産材の無垢の大黒柱を構造体として使うことで、家の強度が格段に上がり、そしてデザイン性も上がります。しかし、何と言っても施主様の満足度が非常に高くなり、紹介で仕事が増えていきます。
詳しくは、組合員である『伝統建築 上総匠の会』の事例をご参照ください。

 

上総サンブスギ開発協同組合の活動

木材の購入支援(共同購入)、加工支援と指導、技能講習、技能認定

当協同組合の活動は3本柱。
1:木材の購入支援と加工に関するあらゆること
2:伝統建築の技能講習と技能認定
3:研究と開発
上記にかかる指導員の派遣なども行なっています。
またこれからは、木材の性質や加工技術などの共同研究も行う予定です。

木材の購入支援

木の選び方から購入方法の情報を共有

山で木を選び、伐採して輸送、そして加工まで指導します。

また、適材適所の木の選び方、買い方なども指導し、情報共有します。
現在、千葉県、岩手県、青森県、岐阜県などの林業組合さんと連携しています。

技能の講習と認定

木材加工の技能講習と技能認定を行なっています。

伝統建築独特の技能や知識を伝える講習会を実施しています。また、職人の職能給を定めるための技能認定も行なっています。
また、プレカット以外の伝統建築の技や知識を後世に残す事業としても、この技能講習や技能認定が活用されています。

共同研究

伝統建築を建築基準法に適合させる研究やその情報提供

伝統建築をそのまま使う場合、建築基準法が壁になる場合があります。その問題をクリアするために、産学共同研究を行い、その結果の情報共有を行なっています。また、取得した特許の無償利用も実施しています。

協同組合の加入規定について

上総サンブスギ開発協同組合

加入条件は下記の通りです。
加入条件(職種)

一般土木建築工事業、大工工事業、左官工事業、デザイン業、又は土木建築サービス業を行う小規模事業者であること(個人事業主含む)。

加入条件(地域)

千葉県、東京都、埼玉県の区域
(平成29年度時点、次年度は拡大する予定)

出資金

入会にには1口1万円以上の出資を行うこと
(なお、投票権は出資口数に関係なく1社1票)

加入について

本組合の承諾を得て加入となる。
申し込みがあった際は、理事会においてその承諾を決する。

脱退について

組合員は、あらかじめ本組合に通知した上で、事業年度の終わりに脱退することができる。

その他

詳細は、本組合の定款の定めによる。

問い合わせ・申し込み

上総サンブスギ協同組合 事務局:伝統建築 上総匠の会(かずさたくみのかい) 内
TEL:0438-53-8435 FAX:0438-53-8434 MAIL:info@kazusanosuke.jp

協同組合の概要

上総サンブスギ開発協同組合

団体名

上総サンブスギ開発協同組合
(かずさ)

本社所在地

〒292-0044 千葉県木更津市太田4-19-1

理事構成

代表理事 大坪格
理事 村山敏晴、田丸保之
監事 渡辺健一

なお、定款により、理事は3〜4名(代表理事含む)、監事は1名となります。

設立

2016年08月

監督官庁

国土交通省
農林水産省

出資金

1,000,000円(2016年11月1日現在)

出資金は1口1万円。
平成29年10月現在、3名の理事と監事の4名25万円ずつ出資している。

組合員数

4名(2017年10月1日現在)